大蛇山祇園祭

   『祇園祭とは』

 祇園祭と言えば京都の八坂神社がはじまりでありまして、その祭りが行われたのは、平安京に都が定められた延暦13年(794年)から75年目に当たる貞観11年(869年)のことでした。

 以来、京の町衆の手によって護持継承され、中世応仁の乱で一時中断したときも、祇園祭が再興されるにともなって都も復興し、祇園祭が京都の活性化の役割を果たしました。

 この京都の八坂神社を始め、全国で6、7、8月に行われる祭りが祇園祭といい、それぞれの御輿を担いで海や川を渡ったり、山車・山鉾を引き廻します。

 夏の疫病退散や五穀豊穣を願う祭です。祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)【別名 武速須佐之男(たけはやすさのおのみこと)】と申し上げます。

 神名の訳は、強さを現す「タケ」「ハヤ」に清浄を現す「スサ」を組み合わせてあるもので、強いお祓いの神という意味があります。

 素盞嗚尊は、天照大御神の御弟神で、高天原において罪穢を犯されて、この地上の國に追放されました、それはまさに、この地上の國の人々にあらゆる罪穢を背負わされた御姿でした。

 私たちは、誰しも平和に暮らしたいと願いを持っています。

 全国各地の夏祭りは、夏を無事に大過なく過ごしたいという、民衆の願いを現している祭なのです。


    『大蛇山とは』

 祇園祭は年中行事中最も勇壮な神事です。大蛇山はこの地方独特の祭であり、三池・大牟田では「大牟田神社第二区祇園山」「三池本町祇園山」「三池藩三池新町祇園山」「本宮弥劔祇園山」「第三区祇園山」「諏訪山」の6つの山があり、他にも渡瀬、江浦、中島などでも見られます。

 八剱神社の祭神である素盞嗚尊が出雲の国の肥の川上において大蛇を退治された神話に縁起して、祭神の魂を慰める神事で、灼熱の真夏にくりひろげられ、「悪霊退散」「五穀豊穣」「商売繁盛」を祈願する大祭典でもあります。

 大牟田神社の御祭神が祀られたのは天文7年(1538年)ですが、寛永17年(1640年)三池に八剱神社が祀られた後にいつの頃よりか当地区でも大蛇祇園祭が行われるようになりました。

 祇園囃子は大蛇、小太鼓、大鐘、小鐘、笛で成り立っており、これは秀吉の朝鮮出兵(文禄元年、1592年)肥前の国名護屋城出陣の時に奏されたことが始まりと伝えられています。この勇壮な囃子は出陣行進曲でもあったのでしょう。
 

   『かませ』

御神体である大蛇の口に、子供を「かませる」と、その子の一年間の無病息災になると考えられ、泣くほどに御利益があると伝えられています。毎年、子供の健康と成長を願う両親家族が競うように「かませ」に集まります。

   『花 火』

古来より農業を重要と考えていた先祖達は、水を大切にし、水の神として「龍」「蛇」を敬っており、その龍の火焔から、大蛇の口より火を吐くものと考えられております。本来は、その様なことより、口から火を吐くのが慣わしであったが、現在は山全体から、火を吐き出すようになりました。

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